
日本で働く
まず、日本で働くための知識が必要です。
就労に必要な在留資格を取得すれば、期限や制約はあるものの、基本的には日本国民と同様に日本で働くことができます。税金や保険だけでなく、自分がやりたい仕事の種類、働きたい企業についての知識を持っておくことも重要です。
在留資格
働くためには日本の在留資格が必要です。
仕事
基本的には、就職する予定の会社に雇用される必要があります。
在留資格と雇用は密接な関係があります。
仕事の選択は、あなたがやりたいこと、利用可能な求人、および言語能力によって異なります。
在留資格
在留資格とは、日本に在留するために必要な資格を指します。これは、日本の行政機関である出入国在留管理庁によって監督および規制されています。

禁止
日本に滞在する際は、在留資格の条件や在留期間を必ず守ってください。
これを怠った場合は、在留資格の取り消し、国外退去、再入国が禁止される場合があります。
ここでは、在留資格の種類と特徴について概説します。詳しくはオンライン講座でご紹介させていただきます。

仕事
できる仕事の種類は在留資格によって異なります。
まずはこのことをしっかり理解した上で、日本で働く準備を進めてください。
日本人と同じように働く
非常に基本的な概念を簡単に説明しています。
01
働くために
働いてスキルを身につけ、他者とコミュニケーションをとりましょう。
02
給与/支払いを受け取る
働いた対価として給与を受け取ります。通常、月に一度、会社が設定した日に、1 か月分の仕事に相当する給与が支払われます。
03
社会保険料の支払い
正社員として働く場合、次のような社会保険料を国に支払うことになります。
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医療費の一部をカバーする健康保険料。
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高齢者への給付金である厚生年金保険料。
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休業や失業の際に給付される雇用保険料。
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65歳以上の人の介護や支援を給付する介護保険料(40歳から支払い開始)。
これらを総称して社会保険料といいます。退職して帰国する際には支払った保険料の一部が還付される制度もあります。
04
給与から差し引かれる
給与は会社から社会保険料が差し引かれて受け取れます。というのは、法律で企業は社会保険料の半額を負担し、残りの半分を従業員に代わって国に納付することが義務付けられているからです。
05
税金の支払い
給与を受け取るときに支払う税金は2種類あります。
まず、所得に応じてかかる所得税があります。給料が高くなればなるほど、支払う所得税も多くなります。 2つ目は、住んでいる地域に応じた住民税です。
どちらの税金も会社があなたに代わって支払い、給与から差し引かれます。
06
給料の使い道
給与として受け取ったお金の一般的な用途は次のとおりです。
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家賃
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食費
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水道代、電気代、ガス代などの公共料金
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スマホ代
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衣類と化粧品
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日常の家庭用品
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家族や扶養家族への送金
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貯蓄
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諸経費
給料を賢く使って計画を立てましょう。
さらに詳しい情報と実際の例については、オンライン コースをご覧ください。